12/11/2018
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介護は利用者とともに行うもの

どんなに美味しくなさそうに見えても自分が作ったものが一番美味しいという高齢女性は多いです。
お茶漬けでもお味噌汁でも、やっぱり自分で作って食べたいと思っています。
ホームヘルパーが来て美味しいものを作ってくれるのは有難いけれど、自分で作って食べるお茶漬けのほうがいいというのが利用者の本音の部分です。
誰でも自分のことは自分でしたいですが、それができなくなってきているので介護サービスを受けています。
人の役に立ちたい、困っている人を何とかしてあげたいという気持ちが前面に出ているホームヘルパーは、ついつい任せなさい、自分が何でもしてあげますよという姿勢になりがちなので、利用者との関係がうまくいかないことは多々あります。
介護というのは利用者との共同作業です。
自分と利用者とで力を合わせることでお茶を入れることができたり、トイレに行くことができたということが大切です。
ホームヘルパーと利用者との関係はどちらが上でどちらが下ということはありません。
介護を受けている利用者にも意志があります。
そして、今までの暮らし方と暮らしぶりというものがありますし、加えて、自由になる心身の機能も持ち合わせています。
これらを上手に使い、本人にも協力してもらいながら、自分が持っている介護技術やコミュニケーション技術を使って、目的に向かって一緒に前を向いていく姿勢が大事です。
それが、自立支援であり、ホームヘルパーとしての専門性です。
介護はよくチームケアといわれますが、その中心にいるのは利用者ということを忘れないようにすることが大切になります。